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「聴覚(磁場を知る)」

「文末に追記があります。2019/04/06」

 先日の重力考察如何でしたか? 皆さままだ腑に落ちるまでにはしばらくかかるかしら。そんな状況の中、これだけは進めておきたいことがありまして、可及的速やかに小記事を投稿します。 
 この記事は2015年、私がおぱい板に書いた聴覚の考察文に、現在の知識を加え再考察してお届けします。 

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「暫定、耳考察」2015/6/27 
※おぱい板のヲクラさんに対するコメントから。 

 ありゃりゃ〜、いっぺんに来てますね〜。 
 まずは耳。リンパの流量が増えることから耳周囲に圧力がかかる。流量に対応出来ていないわけです。そして耳管も狭まる。だからトンネル(症状)になるの。そして耳鳴りは以下のメカニズムで起こるのです。問題を解決するには、蝸牛のリンパ流量を増やす必要があるのです。 

図_内耳構造 

図_聴覚野 
 外振動を骨伝導(細い>太い>細い)することで、振動増幅、周波数の変換上昇(倍音置換/振動成分割合を保持したまま高周波化する謂わば変調)させています。部品が分かれている(ツチ骨>砧骨)のは、超過大入力時に骨を離して振動を遮断するためで、ヒューズと同じです(顎関節と似た構造で超過大入力に対し、ショックアブソーバー的役割)。そして鐙骨で二方に分波し振動位相を90°ずらし、ズレによる相殺効果で過大入力に対しリミッターをかけています。このリミット値に合わせた脳内での解析に要するエネルギーを、蝸牛を通したリンパから聴覚野に送りこんでいるのです。だからこのリミット値とリンパ流量は常に変化しているわけです。また、振動位相のズレでリンパ流量を調節するメカニズムとして、内耳のリンパ流入口である三半規管が、流量情報(平衡感覚)をXYZに分けて前庭神経で脳幹に送ることで、リンパの糖質をコントロールしています。例えば、X:Y:Z=1:2:3であるなら、糖質のバランスを ?:D体:L体=3:2:1(?のパラメーターは未だ解明出来ていません。)などと調整しているのです。 
 蝸牛は入り口から奥に向かい、高周波から低周波に共鳴する長さの異なる毛が生えていて(16,452Hz〜53Hz by 爪電気)、各々の周波数に分解したデータを蝸牛神経で橋に送ります。この音分解データはフーリエ変換そのもので、共鳴の基礎理論上、蝸牛の奥が低圧となるため、蝸牛に入る外振動の分量だけ蝸牛奥が減圧し、その分のリンパ流量(解析のためのエネルギー)を確保しているのです。因みに蝸牛は入り口が太くしかし高周波を分波共鳴し、奥は細くしかし低周波に分波共鳴することからも、外的振動理論では理解できず、エネルギーの流れと空間次元の理論により構成されているものと予測できます。 
 そしてこのエネルギー確保とリミット値のバランスの崩れが耳鳴りです。解析エネルギーの欠乏は分解振動データを蝸牛内に残してしまいます。だから耳鳴りが発生するわけです。また、解析エネルギー過剰(リミット値過少)状態では蝸牛内圧の継続的な亢進となります。この状態では、体情報が不正共鳴を起こします。この不正共鳴が時間と共に部分的に蝸牛内の毛まで共鳴させることから耳鳴りが起こるのです。 
 つまりリミット値をリンパの流量に合わせることで耳鳴りを回避し、思考力の上昇に繋がるのです。 
<内観からの聴覚調整> 
 ・解剖図などで確認しながら、耳の音振動伝達経路を追ってゆきます。 
 ・鼓膜>ツチ骨>砧骨>鐙骨>蝸牛。と順番にポジティブ自覚することで、その時のリンパ流量を蝸牛神経、前庭神経、アブミ骨筋神経、鼓索神経などを使い、各部位に教え直すのです。 
 ・最後に蝸牛を入り口から奥までグルっと自覚すると、脳内の特に小脳と後頭葉の隙間の小脳テントに流れを感じます。すると、耳鳴りが治まります。 

 続いて舌炎について、 
 授業などでも言っていますが、角度違いの血糖、L体が増え、思考で消化し切れないからです。かくいう私も考察や治療で過度に血糖値を上げ、集中している時はいいのですが、ふと気をぬくと動悸と不正脈をいまだやっています。しかし酷い舌炎は今は起きません。軽いものは始終起きます。体の新しい共鳴に各部位が慣れる必要があり、舌炎はその典型で、私の場合は一月半ほどかかりました。ご愁傷さまで御座います。 
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「続耳考察」<後記 2019/03/30> 
 上記のこの記述にこれまでの情報を加味すると、 
 『例えば、認知面(認知パラメータ)Xtengu:Ytengu:Ztengu=1:2:3であるなら、糖質のバランスを ?:D体:L体=3:2:1(?のパラメーターは未だ解明出来ていません。)などと調整しているのです。』となり、さらに「?」について考えてみる。 

 まずは分子の光旋性について。 
 ほとんどの天然糖質はD体を示す。よって平均的体内での糖質共鳴にはD体糖質が使われている。しかしL体糖質も存在する。 
『ラムノース』
-抜粋- 
『ほとんどの糖について天然型が D体である中で、このラムノースは例外的である。同様に L体が天然に存在する糖として、フコース、アラビノースが挙げられる。』 
『フコース』
-抜粋- 
『フコース(fucose)は、デオキシ糖の一種である6-デオキシ-ガラクトースで、化学式はC6H12O5、分子量164.16、融点163℃、比旋光度-76°で六炭糖、単糖に分類される。6-デオキシヘキソースはメチルペントースとも呼ばれる。天然にはL型がL-フコシドの形で、動植物に幅広く存在する。 名前の由来は、ヒバマタ(Fucus)という海藻の細胞壁多糖類であり昆布のねばねば成分としても知られるフコイダン(Fucoidan)で発見されたため。哺乳類と植物では細胞表面のN結合糖鎖上で見つかる。』 

 次に認知面のおさらい。 
 大脳皮質での交流電位共鳴は、外在的情報処理を面構成によって行なっている。それは平均律である交流位相一周360度内に、純正律基準を当てはめた時、ドミソ、ファラド、ソシレの3組みしか3ポイント共鳴が無いからである。それは大全音、小全音関係から明白であり、この3ポイント共鳴から外在振動にネガポジ関係を結ぶことを考える時、3ポイント共鳴故、外在振動に対し、2ポイントしかネガポジ関係を構成できない。つまりこれは面しか構成できないことを意味する。その面を脳内で直交させて立体を創るのである。 
 因みにこのことが現行数学の矛盾を生む。 
 最小認知単位が面であるなら、そこには距離と時間の観念が発生し得る。距離がこの最小認知単位であるなら、空間に対し距離を感じる能動は、脳内では面的情報処理を行うということである。しかし数学上は距離を面、立体同等に扱っている。この解離が無理数を発生させているのである。 

 続いて面認知、tenguに対する共鳴因子、糖質を考える。 

 まず『Xtengu:Ytengu:Ztengu=1:2:3であるなら、 ?:D体:L体=3:2:1』とはネガポジ関係のことを言っている。大脳皮質交流電位であるtenguに対し、髄液共鳴がオクターブによるネガポジ関係にあるという意味である。この髄液共鳴の根源が糖質であり、その糖質に光旋性が存在する。 
 つまり糖質であるD体、L体が認知単位共鳴に関わっている。そして「?」とはケトン体である。整理すると、 

※⇄はネガポジ関係を表す。 
 水平面Xtengu⇄D体(多くの糖質):A(M6th) 
 前額面Ytengu⇄L体(ラムノース、フコースなど):D#(m3rd) 
 矢状面Ztengu⇄ケトン体(肝臓でグルコースから発生):F#(#4th) 

 という関係性が言える。 
 音名は大脳皮質交流共鳴を除く生体内での振動関係で、そこから細胞膜電位、キューヲメンデがパラメータ化できる。つまり大脳皮質交流共鳴に限り、L体糖質共鳴が前額面構成交流電位とネガポジ関係になる。 

 「16,452〜53Hz、バカボン可聴範囲」 
 続いて記事中のバカボン可聴範囲について考察した。 
 従来の可聴範囲は20Hz〜20000Hzと言われている。しかしその数値には、体感振動も含めている。というより音波に対しここまでが聴力、ここからが体感振動と分けた感覚の持ち主が存在していないからである。 
 おそらく数万年前の倭人にはその感覚があった。しかしそれを周波数表現する術は持っていなかった。人類は感覚器官に蓋をして知能を発達させたからである。そこへメスを入れる。 
 つまり現行の可聴範囲は世にもいい加減な基準であると言える。 
 このバカボン可聴範囲の内容を精査する。最高バカボン可聴範囲と最低バカボン可聴範囲の差(‭16452−53‬ = 16399)、毎秒あたりこれだけの情報量が蝸牛により電位変換されている。そしてこの16,399を素因数分解してみる。 

 16399÷2 = 8199.5 
 16399÷3 = 5466.3333 
 16399÷5 = 3279.8 
 16399÷7 = 2342.7143 
 16399÷11 = 1490.8182 
 16399÷13 = 1261.4615 
 16399÷17 = 964.64706 
 16399÷19 = 863.10526 
 16399÷23 = 713 

 713÷2 = 356.5 
 713÷3 = 237.66667 
 713÷5 = 142.6 
 713÷7 = 101.85714 
 713÷11 = 64.818182 
 713÷13 = 54.846154 
 713÷17 = 41.941176 
 713÷19 = 37.526316 
 713÷23 = 31 

 つまり16,399は23二つと31一つ(23^2×31)に素因数分解できる。これまで何度も23倍音がドロボールートという言い方で過去記事に登場している。その意味がこの考察により明示できる。 

 聴覚にも立体感があり、それは聴覚データをX成分とY成分に分けている査証である。素因数の一つの23ともう一つの23がそれを示し、そのデータが31ブロックに分かれていることが考えられる。 

 聴覚Xtenguデータ=23×31ブロック、 
 聴覚Ytenguデータ=23×31ブロック。 

 ということである。このデータのことをこれまで恐怖伝達回路と言っており、それは扁桃体が創る恐怖妄想で、危険回避を促す基礎的な安全選択本能である。 
 その伝達は大脳皮質交流電位から発生する磁場を丹田(下大動脈分岐部リンパ節)へ共鳴させ、体感振動感覚と聴覚のデータ交換を行っている。そしてそのデータ31ブロックが1セットとなり、脳と体が相互に磁場共鳴している。 
 余談ではあるがこのデータ方式が、前記事「重力の構造(磁場、電場と自我の在り方)」で言った重力を構成する磁場部分だけの詳細と言える。それがこの考察文を公開する理由でもある。
 またタイトジャンクション(血液脳関門)を継続的に締め続けると、この相互性により恐怖伝達を多用することから、妄想領域データが聴覚に干渉してしまう。この挙動は精神的不安定が耳鳴りなどを引き起こす理由でもある。 
 このようなこととなりから可聴範囲とは16,452Hz〜53Hz。その範囲を超える20〜20,000Hzまでの領域が体感振動聴覚と言える。 

 如何だったでしょうか、難し過ぎますかね。 
 ギャグの一つも無く読み物としては不合格ですが、これで重力の共鳴構造の半分は紐解けたわけでしてご容赦くださいませ。そうそう、一つ忘れてました。 
 戌午転換を進める過程で一時的記憶能力が急激に衰えます。それは前頭葉中心に生きてきたことから、前頭葉反射区を使わない体共鳴に変化するからです。過去記事にも何回か書いてますが、このブログを理解しようと読み込むことで自然な形で戌午転換が進みます。すると一時的記憶能力が減衰することもあるでしょう。でも大丈夫です。ドラえもんのポケットならぬ、体を使った一時記憶ポケットがあるんです。お腹の右下、盲腸の辺りです。ここに手を当て、「なになにはここに仕舞っておくから大丈夫。」って自分に言い聞かせてください。あ〜ら不思議、後でもちゃんと覚えていますから〜。

<追記> 2019/04/06

名前:オレゴニアン

タイトル:質問です

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お疲れ様です。

最近の記事はことのほか難解ですが、繰り返し記事読むたびに更なる疑問や腑に落ちる事がそれぞれ有って一進一退して悩む自分を何となく楽める様になってきました。

以前は只々悩むだけだったのでチョット進歩かな。

さて、本題の質問です。「kes etherから電磁場共鳴比率へ」~大放出第二弾~に出てくる下記の式、

>ether=2^(n-1)=2^7=128=1/2^n+1=1/257

128と1/257がイコールって間違ってませんか?

>ether(エーテル)=電子数が総数の半量である。

> 同時にその半量が総数の1/257(1/2^n+1)である。

関連して上記の"同時にその半量が総数の1/257(1/2^n+1)である。"の部分、何に対しての半量を指しているのか解りません。

記事の間違いでしたら少し解りやすく説明して頂けませんか?

よろしくお願いします。

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オレゴニアンさま

 コメントどうもありがとうございます。

 さて、この質問いつ来るかなぁと思っていたのですが、みんな数字は読み飛ばしてしまうのか、初めてですね。こういうことを理解しようとすることが深い思考につながるのです。


 現行数学ルールでは間違っています。敢えてこんな表現をしています。でも数式は間違っていても量は合っています。何故なら脳内共鳴を量換算しているからです。

 今の学校で教える数学は、ニュートンが万有引力の法則を説明するために編み出した数学です。しかし波動学はその先の考え方のため、正しく数学表現する術がありません。ですので波動学を数学表現できるようになるまでの暫定的表現であります。この暫定的表現によって、ニュートンの呪縛から離れる意味もあります。


 根源的な言い方をすれば、我々の細胞は空間内で細胞膜電位を発し、その電位から思考や認知をしています。空間内での細胞膜は立体です。当然この立体から発生する膜電位はX、Y、Z3軸表現できます。3軸表現できる電位差から認知するのであれば、認知最小単位は面であります。そして脳内で面を二つ直交させ、擬似思考立体を構成していると言えます。

 もう少し簡単に説明すると、小豆をお箸で摘むことを想像してください。そして小豆は1次元、お箸は2次元と定義します。1次元の共鳴をネガポジコピーするには、2次元必要なことを理解できると思います。立体空間内共鳴を脳内でネガポジコピー(認知)するには4次元共鳴乃至、3次元共鳴2組みが必要ということです。

 そして考えるまでもなく面には距離があります。それは認知最小単位で距離、時間が発生するということです。思考内で、面で距離がある。ところが実空間内距離は立体です。この違いが、現行数学が間違っていると言っている根源です。面から発生した距離と、空間でのそれには、フラグ的数値には違いはありませんが、意味の違う数値を同数として扱っているわけです。

 ニュートンの微積分法はその時点では素晴らしい考えだと思います。でも認知と実空間の仕組みがわかった今となっては、人と空間の関係が最終決定しない限り、つまり重力の詳細が解るまでは、数字表現にジレンマを含んでしまうのです。

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「重力の構造(磁場、電場と自我の在り方)」

 去年末に怒涛の十七連荘を書いたので、しばらく腑抜けていたら二ヶ月半も経ってしまい、既に木蓮が咲き、花粉症も盛りを迎える今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか? (っとここを書いた時点では、、、今もう桜のつぼみが膨らんでふくらんで。。)
 まぁその間ずっとボーっとしていたわけではなく、さまざまな考察が進み今に至るわけですが、そうそう、花粉症と言えば、こんな記事をツイッターで見つけました。

『ネットニュースになってたやつ
2012年の花粉 : 昨年の3倍 
2013年の花粉 : 昨年の3倍 
2014年の花粉 : 昨年の3倍 
2015年の花粉 : 昨年の1.5倍 
2016年の花粉 : 昨年の4倍 
2017年の花粉 : 昨年の6倍 
2018年の花粉 : 昨年の3倍 
2019年の花粉 : 昨年の6倍 
今年は2011年の花粉の17496倍』

 試しに検算してみたら合ってます。これに気づいたネット民の方、センス良いですね〜。そしてどうなんだろう、花粉の量を責任持って発表するお役所あるのだろうか?、、、どうせ製薬会社が提供している天気予報での無責任コメントとは思うのだけどね。
 なんぼなんでも杉の花粉放出量が17496倍になるわけ無いので、じゃあ百歩譲って杉一本当たり100倍になったとしても、森林面積が170倍にならなきゃこんな数字出ないわけで、、でも杉の苗木を2011年に170倍の面積に植えても花粉放出するまで8年ってねぇ〜。
 つまりテレビで言っていることを鵜呑みにするほどアフォな話はないわけで、これはもう「花粉症詐欺」と言っても過言でないです。じゃあどうして花粉症でこんなにたくさんの人が困っているのか?

 前にも書いたけど、知り合いのタイ人の方は、日本に来ると花粉症になりタイに帰ると治ってしまう。要するに土地柄によって体内の共鳴が変化するってことです。これはこの方が特別なのではなく、誰もがそうです。異国の地で水あたりし、腹を壊すのも同じことです。つまりそれは環境変化。重力です。
 今回はこの重力にフォーカスして書いてみようと思います。でもまだもう少し花粉症考察してみましょう。まずはこれを見てください。

『ヒスタミンが忘れた記憶を復活させることを発見』
『忘れた記憶を復活させる薬、北海道大学などが発見』
-抜粋-
『一方、アレルギー関連物質として働くヒスタミンは脳内にも存在して睡眠や食欲、記憶にも関わるとされ、ヒスタミンを抑える抗ヒスタミン薬は記憶成績を低下させる。』

 これらの記事は2019/1/28、或いは、2019/1/14日付け、まだ発表から二ヶ月ちょいですね。花粉症などで痒みや炎症を引き起こすヒスタミンが、脳内では認知症を予防できるってことがわかったという内容です。北海道大学と京大、東大の共同研究による発表です。

図_ヒスタミン
 ヒスタミンとはこんな分子です。図はヒスタミンの分子式に私が手書きで書き込んでいるのですが、実はこの手書きの情報が非常に重要でして、難しいので、これは後ほど解説しますね。で、このヒスタミン。
『ヒスタミン』
『肥満細胞』
-抜粋-
『肥満細胞(ひまんさいぼう)とは、哺乳類の粘膜下組織や結合組織などに存在する造血幹細胞由来の細胞。ランゲルハンス細胞とともに炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持つ。』

 通常外在医療では、この造血幹細胞、肥満細胞から発現されるヒスタミンが、様々な細胞のGタンパク質共役受容体(H1〜4型)と結びつき、痒みや炎症を引き起こす。だいたいこんな感じです。。いい加減です。。

 でも今回の北海道大学はお手柄です。
 脳内のヒスタミン神経回路にヒスタミンをぶち込むと、記憶回復効果がある。これはつまり、ヒスタミンという幹細胞発現由来の体情報ということが言え、脳内の思考回路と共鳴させることで、体内での余計な共鳴を避け、痒みや炎症を抑え、記憶を回復する。
 要するに花粉症を引き起こすメカニズムは、脳内タイトジャンクション(以降TJと表記)が、体情報であるヒスタミンを脳内から排除しようとすることでヒスタミンを回収しようとする一般細胞が起こしている、自己調整状態。と言えるのです。そしてこのTJの源が余計な社会的観念。それこそ花粉飛散量が前年比6倍などという嘘。だから花粉症詐欺と言えるわけです。

 じゃあどうやってヒスタミンを脳内に引き込むか。
 それが戌午転換。TJと深く結びついた筋肉の縁を切り、一周360°を12割していた神経伝達を、液共鳴自我を促すことで20割に変える技です。花粉症だけじゃなく、一般的な成人病、ガンや糖尿病も回復します。などと宣伝めいたこと書いても、よしいさんと私だけしかそれできないので、限界あるんですけどね。。
 簡単な方法としては、オキシトシンが発現できているような状態だと、全身の平滑筋共鳴が加速するので、前頭葉が静かになります。オキシトシン発現誘導は世間に様々あると思うのですが、塾内ではこんな方法を教えています。
『オキシトシン』
-抜粋-
『オキシトシンは良好な対人関係が築かれているときに分泌され、闘争欲や遁走欲、恐怖心を減少させる。1990年代にオキシトシンをヒトに投与する実験が行われたが、鼻からの吸引によるこの実験では金銭取引において相手への信頼が増すことが判明。盲目的に信頼したといえ、損害を蒙ってもオキシトシンが再投与されれば再び相手を信頼し、不利な取引契約を締結してしまう。』

「オキシトシン発現誘導術」
 オキシトシンとは所謂幸せホルモンです。あかちゃんがお母さんのおっぱいを口に含み、触り、ご機嫌になっている時などが典型です。それは特に口唇期と言われる生後2才くらい。
『口唇期』
 この口唇期の本能は大人になっても残っています。それが深い口付け。そして上の情報にも書いてありますが、抹消でのオキシトシン発現には、脳内での特に視床下部と下垂体の働きに左右されます。
-抜粋-
『末梢に放出されるオキシトシンは、神経伝達物質としてのオキシトシンと違いPVN、SONのニューロンでは分泌顆粒の中で前駆体として存在する。この前駆体が視床下部から下垂体後葉へと分泌されると酵素の作用により、オキシトシンになる。このオキシトシンは下垂体後葉に刺激が伝わったときに血液中に放出される。』
 つまり熱い抱擁とディープキッスを想像し、下唇を刺激することで、前駆体からオキシトシン発現が起こるのです。但し、そうした想像からいきなり股間をもっこりさせても余り効果ありません。順番があって、想像と下唇刺激が胸(剣状突起、みぞおち)の下5cmくらいが熱くなる状態で一度我に返ること。この刺激が肝臓のno.2肝静脈の血流を増加させ、その後股間が反応する必要があるからです。no.2肝静脈は下垂体後葉機能を司っているわけ。

図_肝静脈音程

 何故なら大人はあかちゃんと違い、前頭葉で性欲を満たせるような回路を構築しているため、その回路をパスできるための準備が必要だからです。セックスに置き換えれば前戯です。この順番があってはじめて、視床下部と下垂体から前駆体をオキシトシンに変化させることが可能なのです。この知識があり、オキシトシン放出サウンドを聴いてオキシトシンが発生するんです。

 さてと、枕も書けたことなので、いよいよ本題の重力なんですが、はじめはこんな角度からアプローチしようかなぁと思いまして。11年以上前に書き、小説投稿サイトに投稿したことをすっかり忘れ、書きかけのまま放置している作品です。当然書きかけなので結末はわからないのですが、どうもこの結末が、7年前から綴っているこのバカボンブログでの考察が結末と言えるようなんです。なのでまずは小説をお読みください。因みにタイトルの「G」は重力(gravitation、gravity)のGです。

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「G」<2006〜2007/秋頃>
いじめられっ子で吃音の少女が夏休みをさかいに成長してゆく。普遍的テーマを切なく美しく描く純文学。


 小さい頃地球は真ん丸と知り何故南半球の人は地球から落ちないのか、と不思議に思った事があった。宇宙から見れば上も下も無く、地球上の物は何でも地球の引力によって地球に引きつけられているので落ちない。地球から離れないのだと知った。
 あたしの視界に広がる風景は全て地面に引きつけられている。酸素、海、街、心遣い。それぞれが乱れないように生活を淡々と送っているのだ。引力によって。
・・不思議。
 質量の大小によって引き合う力の大きさは変わるが、二つ物体には必ず引き合う力が発生するんだもんね。磁石でなくても引き合うのだからとても不思議。

 クラスメートの篠崎君が1枚の古地図を見せてくれた。生徒達の帰ったがらんとした教室は夏色の夕日で染まっていた。錆びた欠片を集めたような古地図はひどく優しい夢のようで、あたしは人生で初めての目眩を覚えた。

 小学校4年1学期の終業式の朝、あたしはいつものようにクラスメートにいじめられていた。教室に入るとあたしの机が教壇の隣りにあった。皆の冷たい視線を避けながら、机を引きずり元の位置へもどす。戻す途中でデリカシーの欠片もない担任教師が入ってくる。デリカシーの欠片もない担任が言う「おい、土屋。何やってんだ?」あたしは顔を上げられずにうつむいたまま「すっすっすっすいません。」そこここで失笑がこだまする。
 あたしは物心ついたときから吃音に悩まされ続けている。
 顔が火照り、なのに血の気が引いてゆく。それでも何とか机を戻し、着席した。空気が濁る。こんな事、日常茶飯事だ。
 いつからだろう、あたしは心を働かせることを葬った。
 窓側の席とも暫しお別れか。ま、でも明日から夏休みが始まる、当分ここへ通わなくていいんだ。何て事をグラウンドを見ながら何気なしに考えていた。デリカシーの欠片もない担任は、夏休みの連絡票の説明をしている。誰も聞いちゃいない。皆、明日からの予定に胸を躍らしている。
 あたしは何の為に学校へ通っているのだろう。失笑される為?皆はあたしを道化師にしたいのか。いや、もうくだらない事を考えるのはよそう。あたしは明日から自由の身なんだ。

 ホームルームも終わり、荷物を全て持って帰らなくてはいけない為、教室後ろのロッカーへ行くと、大量のゴミがあたしのロッカーに捨てられていた。体操着やらと入り交じってあったので、分別するのにかなり手間取ってしまう。体操着を丸めランドセルに押し込もうとした時、一枚の紙切れが体操着に挟まっていることに気付いた。キレイに四つ折りされた紙切れだった。静かに広げてみると、それは手紙だった。

『土屋さんへ 話があるので夕方まで教室で待っていてほしい。 篠崎 』

 ・・篠崎クン?話?えっ?驚いた。あたしの鼓動はみるみるうちにスピードを増していった。あたしは何故か慌ててその手紙をスカートのポケットに入れた。
 篠崎クンがどうしてあたしに話があるのだろう。篠崎クンとは殆ど口を聞いた事がない。他のクラスメートとも元々喋らないあたしだけど、篠崎クンは皆と何かが違う。人をいじめたりする様なタイプではなく、近寄り難い雰囲気の人間だ。転校してきて半年そこそこだからなのか、どこか冷たく淋しそうでもある。怖そうでもある。そんな篠崎クンがあたしに何の用があるというのだろう。

 あたしはランドセルを机の上に起き、席に座った。グラウンドに立つ銀杏の葉の小さな揺れを見つめながら、あたし自身も期待と不安に揺れていた。ふと、思った。篠崎クンの指す夕方とは何時だろう。3時?4時?5時?今現在は正午。後どれくらい待てばいいのだろう。そんな事よりあたしは初めて他人から貰った手紙にドキドキしていた。窓からの景色、全てに意味があるように思え何処へでも飛べそうな予感さえしていた。

 気付けば夕方4時半を回っていた。まだ篠崎クンの姿は見えない。やはりただのイタズラか?でも篠崎クンはそんな下らない事をする様なタイプではないし。。
 あたしは待った。ひたすら待ち続けた。お尻が痛くなり何度か席を立った。教室の端から端まで何歩あるか数えたりした。お腹は空かなかった。朝御飯も大して食べていなかったが空腹は感じなかった。誰も居ない何もない教室は全てが眠っているようで太陽だけが少し眩しかった。小さな声で少し歌ってみた。出来るだけ小さく歌った。その時、廊下から足音が聞こえた。自分の世界にまみれていたので吃驚して一瞬、背筋が凍った。足音が止まる。篠崎クンはあたしのすぐそばに居た。7時5分前だった。

 「あ、遅くなってごめん。」早口で篠崎クンは謝った。
 「ちょっと用が長引いて・・。」
 「うん。そっそれで、なっ何?」

 篠崎クンは急いでやってきたらしく、静かに呼吸を整えてる。あたしは唾を飲んだ。予想以上にゴクリと大きな音が響き渡り、思わず息を止めた。しばらく沈黙が続いた。どれくらい続いたのだろう。あたしの心臓は真夏にも関わらずほぼ硬直状態で芯が冷えきっているようだった。陽に焼け果てたグラウンドの砂を背に寝そべりたかった。

 「僕の伯父さんは政府の人なんだ、そしてお父さんは考古学者なんだ。」篠崎クンは言った。
 「伯父さんとお父さんの内緒の話を聞いちゃったんだ。」篠崎クンは続ける。
 「お父さんの研究論文にイギリス政府の都合の悪いことがあって、奈良にあるなにかの証拠をイギリス政府より先に見つけないとお父さんの命が狙われる可能性があったんだ。」篠崎クンは冷静に淡々と語っている。あたしは鳩が豆鉄砲を喰らった状態だ。
 「で、その証拠を見つける為の地図を日本政府に渡したんだけど、お父さんはキーワードを教えなかった。イギリス政府もそれを解ってなくて、結局どちらも見つけられなかったんだ。」

 篠崎クンの口調がとてもキレイな標準語なので、あたしは聞き惚れてしまった。去年初めて聴いたカーペンターズの歌声のようだった。酷くキレイで儚さをも感じた。
 話の内容はあまり飲み込めなかった、と言うより理解し難かった。映画のようなストーリーだ。何だって?政府?証拠?イギリスってどこだっけ?篠崎クンはランドセルから何かを取り出しながら続ける。

 「この間、お父さんが僕に打ち明けてくれたんだよ、イギリスも日本も大人達は大切な何かを見失っているって。宝物とは自由な心なんだって。」
 「もう危険はなくなったから、お前が探せってコレを貰ったんだ。」と言いながら篠崎クンは、琥珀色の古地図をあたしに差し出した。


 墨で細部まで精巧に描き込まれたその地図は、おごそかなオーラを放っていた。かなり古い物であること、そしてそれはあたし達のいる奈良の地図である。

 「これ、、なっ奈良の地図やん!」あたしの口をついた言葉は、吃音奈良弁。自分を呪った。
 「あんな、あたしの言葉、きっきっ聞き取りにくいやろ?かっかっ関西弁やし。」胸が空回りしながら喋るせいか自分が思ってるより大きな声が出てしまう。この場から逃げ出したくなった。

 「そんなことどうでもいいよ。」篠崎クンは無表情に言いながらもその瞳からはこれ以上のない温かさが漏れていた。
 「そう、この地図はここ奈良の地図さ。300年前のね。」
 「天神山を中心に半径2kmの地図なんだ。この4km四方のどこかに答えがあるんだ。ヘンな風にとらないで欲しいんだけど、僕はその答えに招待されてる。誰だかわからないけど夢の中で確かに僕を呼び起こすんだ、奈良へ引っ越して来たその夜から。多分、手にした地図がハヤクコイって言ってるんだ。」

 篠崎クンは真っすぐな眼差しで冷静に、完璧な口調で言う。あたしは肩が強張った。まるで虚構の糸に縛られた操り人形のように。篠崎クンの完璧な口調、眼差し、それら全てがあたしの想像を遥かに超越している。あたしの心臓はそのエネルギーに押し倒され、トコトコと小刻みな脈を打っているようだ。
 古地図を見つめ、ふと思いついた事を言ってみた。
 「何でそんなことあたしに話すん?」あ、つまらずに言えた。あたしの脳に住む小人達が歓喜の舞を魅せた。
 篠崎クンは続ける、「忍耐力のある女の子がどうしても必要だった。お父さんに言われたんだ、忍耐力のある少女と探せって。」
 目がすぼんだ気がした。
 「土屋さん、いつもいじめらてるのに反抗もしなければ歯向かいもしないし、だから。」

 そうか。いじめられてるからか。その上登校拒否はしないし、人前では泣いた事もない。反抗しないのは悪化を恐れてるからだ。いじめられてる人間にしかわからないだろう。忍耐力があるんじゃない、余裕なんてない。あたしは無力で弱い人間なんだ。
 頭がつーんと熱くなった。涙が溢れた。悲しいんじゃない。嬉しかった。ちゃんとあたしを見ていた人が居た。しばらく涙が止まらなかった。雨のように溢れ、鼻水は滝のように流れた。あたしはハンカチを持っておらず、手で涙を拭い、懸命に鼻を啜った。恥ずかしい、これほど酷い姿はない。よりにもよって男子の前で。

 篠崎クンは何も言わず冷静に、ポケットからハンカチを出してくれたがあたしはそれを受け取れなかった。あたしには篠崎クンが眩しすぎた。
 「ごっごめん、もう大丈夫。」鼻を鳴らしながら言った。
 「そっそれで、あたしはどうすればいいん?にっ、忍耐力はない方やと思うねんけど、、、。」考えてみれば、同い年の男子と普通に話すのは初めてだ。いささか緊張はしてるが、ちゃんと話してる。ごく自然に。それにとても気分が良い。

 「一緒に、探しに行こう。」篠崎クンはイメージ通りの口調で言った。
 「う、うん。わかった。」先ほど意識したからなのか声が少し震えた。泣いたからなのか唾を飲み込んだら塩っぱかった。夕日が滲んで篠崎クンの肩越しにあたしの未来が少しだけ見えそうな気がした。


 宝物のように預かった古地図を抱え走って帰った。今日は大変な一日だった。まだ頭が混乱している。直ぐさまお風呂へ入り湯槽に浸かる。心は高ぶり頭はボーッとして腑抜けになった手足は溶けそうだ。そのうち湯気で息苦しくなった。

 勉強机の椅子に腰を下ろし扇風機を回す。カルピスを飲みひと息ついた。えっと、頭の中を整理しよう。手紙をもらって、、夕方まで待って、、政府がどうのこうので、、不思議な地図を見て、、あたしの忍耐力が必要で、、一緒に答えを探しに行く、、、、篠崎クンとあたしが。、、、、あたしと篠崎クンが。、、、2人で。
 駄目だ、混乱してる。どうしたっていうんだ。考えようとすればするほど混乱する。疲れた。細胞が疲れている。考えるのは明日だ。明日、考えればいい。ベッドで横になると静寂と闇が素早くカンタンにあたしを覆った。その闇に溶けるように落ちていった。

 目が覚めたら朝の7時だった。お腹が空いていた。お母さんが作ってくれたホットドックを2個も食べ、カルピスも2杯飲んだ。部屋に戻って古地図を開いた。地元のそれも家の近所の地図である。越してきて半年あまりの篠崎クンよりあたしの方が何か読み取れるかもしれないということになったのだ。

 ジッと目を凝らして答えを求めた。でも読み取れなかった。300年前の地図なので細部が現在と殆ど変わっている。ただ眺めてるだけでは答えの欠片は降ってきそうになかった。古地図に掌を滑らせてみる。この感触は和紙だ。それも上質な。しかし多くの人がこの古地図に触れたんだろう、所々がシワになり折れ目が入っている。あたしは古地図に文珍を幾度も這わせ、シワを伸ばした。そして勉強机に付いている電球で照らしてみた。何もない。窓を開け放ち太陽の光で透かしてみた。何も出ない。集中して見つめる。やはり何も出ない。あたりまえか、政府でさえ何も読み取れなかったのだ。

 この地図には必ず何かトリックが仕掛けてある筈だ。微々たる思考を巡らす。そうだ、肉眼ではなくサングラスで見てみようではないか。台所に立つお母さんの目を盗み、電話横に雑然と置いてある車のキーを握り締めた。ちゃりん。キーホルダーが受話器に触れた。
 「あ、理恵ちゃん、どっか行くの?」お母さんはシンクに突っ込んだ手を動かしながらこちらを見た。
 「う、ううん。別に。」あたしは慌てて車のキーを背後に隠した。お母さんは少し首をかしげたが、特に気にする様子はなかった。あたしは足音を立てぬよう慎み深く歩きガレージに止めてある車まで辿り着いた。恐々とキーを差し込んだ。勝手にこんな事をするのは初めてだ。運転座席の上に付いてある日除けのようなものにサングラスは吊り下げてあった。素早く拝借し、ドアを閉めた。

 急いて自分の部屋へ戻り、早速サングラスをかけて古地図を見つめる。5分、10分、、。少しも変化はなく何も見つけられなかった。床に座りベッドに背をもたせかけた。少し不安になった。どうすれば良いんだろう。そもそもあたしなんかが読み取れるものなのか。
 しばらく意気消沈していたが、お母さんの騒がしい声で我に返った。
 「理恵ちゃーん、車の鍵がなくなったんやけど知らんー?ちょっと来てー。」
 げっ、やばい、、、。鍵、どうしたっけ。。あぁっ!運転座席の上に置いたまま忘れてきた!どうしよう、バレるのは時間の問題だ。どう言い訳するべきか。兎に角、鍵を返さなければ。あたしは張り詰めた心でリビングへ行った。

 「理恵ちゃん、さっき何してたん?」訝しげな面持でお母さんは言う。あたしは答えられずに居た。
 「なぁ、聞いてんの?」お母さんは急かす。
 「ご、ごめん。くっ、車の中に忘れた。」
 「どういうこと?」お母さんはオクターブ低い声で溜め息混じりに聞く。ヤバい状況だ。古地図の事は何が何でも言えるわけがない。

 「んあっ、、向かいの佳美ちゃん達と志村けんのだいじょうぶだぁごっこをやる約束でさ、あたしは田代まさしの役やから小道具にサングラスが欲しかってんっ!せやから借りてんっ!」咄嗟の出鱈目な言い訳だった。
 「そんならちゃんとお母さんに言うてから借りればいいやろ、車乗られへんやんか。合鍵もないねんで。お母さん仕事行かなあかんのに。今日は夜勤やのに。」いやはやと言わんばかりにお母さんは呆れ果てた様子。(ちなみに土屋家ではお母さんしか車の運転をしないのだ。)

 取り敢えずあたしはこの場から逃れる事ができた。思いの外、気の利いた言い訳だったかもしれない。しかし車の中に鍵を置き忘れたミスは反省だ。お母さんは電話機の下の棚からタウンページを取り出した。車屋に電話するそうだ。あたしは小さく頭を下げて謝り、自分の部屋へ戻った。そしてまた古地図を眺めた。

、、、そうだ、火で炙ってみるのはどうだろう。こないだ理科の実験でもそのような事をやった。だが火を使うとなると1人で試すのは少し危険。あたしは篠崎クンに相談してみようと思った。昨日、電話番号を教わり手の甲に書いておいたんだ。左腕を持ち上げる。番号が半分薄れていた。一瞬焦ったが、よくよく見ると消えてるのは市外局番の方だった。

 あたしは引き出しから小銭を取りスカートのポケットに入れ、公衆電話に向った。鼓動は高く鳴り響き、浮き足立っていた。
 あたしは篠崎クンと秘密を共有しているんだ。これまであたしの中のどこかで停止していた歯車が動き出し始めているように感じた。足元にある道は果てしなくどこかへ続いてる。こんなあたしでも歩けないはずはない。

 公衆電話ボックスの扉を開けた。ここに入るのは人生で2度目だ。鍵っ子のあたしは1年前クラスメートにいじめられた時に首にぶら下げた鍵を奪われて家に入れなくなった事があった。そして公衆電話でお母さんの仕事先に電話をしたのだ。
 考えてみればあたしは鍵という存在で失敗する。鍵というものは何か閉ざしているものを除き通れるようにするものだ。あたしは自らの手で蓋をしていたのかもしれない。こじ開けようとせず心まで葬っていたのかもしれない。

 受話器を手に取り、声を出して喋る練習をしてみた。駄目だ。吃音パレードだ。土屋という名前も篠崎という名前もつまりやすい。手足をバタつかせ30分近く練習していた。成果はあった。ジャンプしながら言うと比較的つまらず何回か言えたのだ。このテンションが落ちないうちに電話しよう。
ゆっくりボタンをプッシュする。手が小刻みに震える。受話器を持つ手は耳にぶつかるほど震えていた。

 「はい、篠崎ですが。」落ち着いた女性の声だった。
 「つ、つ、つっっっっ土屋ですがぁ、しっっしっ、ししぃ、篠崎クン、いっいっっん居ますかぁ?」

 緊張がピークに達し、電話ボックス内あるだけの面積で暴れまくりジャンプしながら言ったが出た言葉がこれだった。最悪だ。さっきの練習の成果が全く発揮されておらん。

 「はい、少し待っててね。」女性はあたしのさぞ聞き取りにくい声に全く動揺せず、冷静だった。やはり篠崎クンのお母さんだ。そして電話口で’なおきー’と篠崎クンを呼んでいる声が聞こえた。あたしは全身が火照り、恐らく目は泳いでいた。

 「もしもし、土屋さん?」
 「もっ、もっ、んっもぉしもしぃ。つ、つ、つ、つ、土。。。。」だめだ〜駄目駄目だ。
 「会って話そうよ。4丁目にあるスーパーオークワわかるよね?30分後にそこで。いい?」
 「うっ、うくっ、くぅん。」まるで犬だ。

 そんなわけで人生二度目の公衆電話は惨敗してしまった。ふぅ、疲れた。塞ぎ込んでいる場合じゃない。あたしは帰宅し、古地図をリュックサックに入れてお気に入りのTシャツに着替えオークワを目指した。

 篠崎クンが居た。学校以外で初めて会う私服姿の篠崎クンは少し大人びて見えた。オークワの駐車場の端にあたし達は座り込み、今までの状況を一通り説明した。火で炙る作戦に篠崎クンも賛成してくれたのでオークワでライターとうまい棒(明太子味)2本を購入した。篠崎クンが全て支払ってくれた。
 「どこで作戦決行しようか?火を使うから人目に付かない場所が良いね。」篠崎クンはあたしに問う。あたしは一瞬にして閃いた。

 「あ、あたし、この近所に秘密基地あるねん。そこならまず人は来やんよ。」
 そう、あたしの秘密基地。4年前の夏に見つけた場所。当時大阪から引っ越してきたばかりだったあたしは、学校帰り探検がてら近所を散策した。通った事のない道をぶらぶらと歩いていると一面の荒れ野原に古びたマイクロバスがぽつんと佇んでいた。あたしはそのバスがとても気に入った。
 共働きの親を持つあたしは誰も居ない家に帰るのが淋しかった。そして恐かった。誰も居ない片付いた部屋に居ると孤独感にひしひしと襲われ、よりあたしを独りぼっちにさせた。まるで世界から見放されたように。そうして頻繁にそのバスへ足を運ぶようになった。いじめられ始めた時はそこで泣くことができた。そして温めてくれた。秘密基地。
 ある日、近所の公園に子猫が捨てられていた。物凄くなついてくる可愛い子猫をあたしは放って置けず家に連れて帰った。お母さんに隠して自分の部屋で飼っていたが、2日目にしてバレた。猫はずっと鳴いていた。公園ではなついていたのにどうしてだろうと思った。お母さんに元の場所に戻すよう言われたが、そこへは行かず秘密基地へ連れて行った。そこでも猫は脅え鳴いていた。2週間程はそのままバスで飼っていたが、いつの間にかいなくなってしまった。子猫の都合は考えていなかったのだ。
 猫という動物は生まれ育った場所が自分の縄張りであり、成長するに従い自分の足で行動範囲を広げて行く、という事を後になって知った時、心が痛んだ。だからあの子猫は脅えて鳴いていた。今も思い出すと涙が溢れ出る。


 錆び付いたドアを開けると、篠崎クンは真っ先に運転席を陣取った。仕方なくあたしはすぐ横の補助席に座った。本当のあたしのお気に入りは最後部右座席なのだ。いつもその席から荒涼とした野原に沈む夕日を眺める。クラスメートの理不尽な要求や教師の心ない言葉の記憶を広々とした景色に吸い取ってもらっていたのだ。でも今日は違う。天から降ってきた急な命令に戸惑いながらも、胸の奥底から力が涌いてくる。まるで入道雲のようにぐんぐんと。あたしは必要とされてるんだ。その時、遠くの空で稲妻が光った。

 しばらく運転席の計器類を触っていた篠崎クンは踵を返し本題へ入る。
 「いきなり直火で炙るのは危険じゃないかな?燃えないくらいの微妙な熱さじゃないと、、。フライパンとかあるといいんだけどなあ。」
 「あっあるで。中華ななぁ、鍋やけど。」あたしがここを見つける前に誰かが住んでいたのだろう。あたしはバスの外側にある扉に篠崎クンを案内した。篠崎クンは中華鍋とキャンプ用の五徳を持ちながら「完璧!!土屋さんすごい。あとは薪だね。」と喜んでる。
 「そっそっそれもあっあるで。」薪ではないが、壊れた窓を直そうと思い、バスの下にベニア板や角材の切れ端を集めてあったのだ。

 あたし達2人はまるでキャンプのように焚き火を熾した。火事になるといけないので、消化器も用意した。もっともゴミ捨て場から拾ってきた物だから、使えるかどうかわからないけど。
 中華鍋は丁度いい火加減になった。火が移るといけないので、薪の数を減らした。あたしは地図の両端を持ち、フワリと中華鍋に落とした。高鳴る胸の鼓動を抑えながら、地図の細部まで注視した。篠崎クンは銀色の腕時計を左手に持ち、時間をはかる。

 まだ変化は無い。永遠にも思える時間。もうまずいか?あと少し。ぎりぎりの判断を迫られる。ピカッ!その時だった。突然の霹靂と共に大粒の雨が滝のように降り出した。熱せられた中華鍋に雨粒が落ちギュンギュンと音をたてる。モウモウと水蒸気が立ち上がる。あっという間の出来事で、腕がすくんで地図を取り上げられない。どうしよう!

 篠崎クンが被っていたキャップ帽をミトンのように使い、地図を引き上げた。そのままバスへ走り込んで行った。あたしも後を追う。
 真夏のスコール。突然の出来事にお互い言葉をなくした。地図は無事だった。相当、頑丈な和紙なのだろう。思った変化はなかったので火炙り作戦も失敗に終ったようだった。
 あたし達は無言のまま席に座る。フロントガラスに激しくぶつかる雨をただボーッと眺めていた。去年の夏休みも雨の日にここにいたことを思い出した。クラスメートの誕生日を祝うと称したあたしをいじめる会で散々いじめられた帰りにバスに逃げ込んだのだった。浴びせられた罵声や迫害を夕闇に吸い取ってもらったのだ。でも今日の出来事でそんな記憶も過去になりつつある。

 「あれーっ?なんだこれ。」篠崎クンは裏返ったひょうきんな声を上げた。
 「見てみて!!これ見て!ほら、ここんとこ。」大声を出しながら地図の裏面を指差した。
 「どっどこ?あっ!なんやのーこれ。」地図の裏面の数カ所に盲人用図書みたいなポツポツができている。とても不自然に。
 「濡れたからだ。というより蒸したから、だね。」キラキラと瞳を輝かせて篠崎クンは言った。
 「そっそやね、こっこれがトリックやったんかな?でも、なっ何を示してんのかようわからんなぁ。」二人は顔を見合わせた。
 「でももうちょっと蒸したらまだ何か出るかも。どうしよう、蒸気か、、、。あっ、そうだ!スチームアイロンだ!」篠崎クンは自問自答して答えをだした。
 「あっあん雨止んだら、あーたしん家来いへん?おっおっ母さん今夜やや夜勤やーやんねんん。」言いたい思いが強いため、こんなんになってしまった。頑張れ、あたし。
 「うん、じゃあ雨が止んだら土屋さん家に行こうよ。」篠崎クンはやさしく微笑んだ。幾分か救われた。男子を自宅に招くのも無論初めてだ。
 あたしの家はごく普通の小さな一軒家だ。築20年なので外観が諸、一昔前のセンスで見た目は良い方ではない。部屋はキチンと掃除してるので不潔ではないが何よりインテリアのセンスが悪い。裕福ではないので貰い物や中古で購入した家具を、センスの一欠片もないお母さんがレイアウトしてるだけ。それらを見られるのが少し恥ずかしかったが、篠崎クンは微塵も興味のない様子だった。
 2階のあたしの部屋に招いた。
 「どっっどっどこでも、いぃっいいいから座ってって、アイロン取ってくるわ!あっ、のっ喉、乾いたな、カルピス飲む?」
 篠崎クンは女の子の部屋に入った事があるのだろうか。特に緊張してる様子もない。あたし1人が焦って空回りしている。自分の空間に他人が入ると調子狂うもんなんだなぁ。あたしはそんな具合に目的とは関係のない事を思案し、押入れからアイロンとアイロン台を取り出した。するとアイロン台の柄があまりにもみっともない上にここかしこ破れ、変色もしていた。アイロン台の代わりに座布団を代用する事にした。
 部屋に戻り篠崎クンにカルピスを手渡した。
 「お腹空いたからコレ食べよう。」とオークワで買ったうまい棒を篠崎クンは差し出した。お互い無言で食べた。ムシャムシャというあたしがあらゆる音の中で一番嫌いな音だけがここにあった。

 「さて、始めようか。」
 「うっうん。」
 スチームアイロンには水が入っていたのでそのままコンセントに挿した。温まるまでの暫しの沈黙にいたたまれずその辺に落ちてあったジョンデンバーのアルバムを団扇代わりに汗が滲む額を煽いでいた。
 ランプが消えた。準備完了だ。あたしはアイロンを手にした。
 「押し付けないでね。」篠崎クンは心配そうな目であたしを見た。
 「わーかってる。毛糸のセーターの要領やな。」鍵っ子のあたしは家事が得意なのだ。
 アイロンを水平にするとシューシューと勢いよく蒸気が出る。それをそのまま地図に近づける。
 「ポチポチが並んでる真ん中の辺りからお願い。」と篠崎クン。あたしは小さな円を描くように蒸気をあてた。
 ・・・・・・・・「もっもういいかな?」
 「うん。」
 「・・・・・・・・。」
 ・・・・・・・・でた!中央のポチポチは見事に鳥居のマークになっていた。
 「やったぁーー!!」2人は嬉しさのあまりハイタッチを交わした。あたしは興奮して肩を揺らし右手小指がアイロンに当たった。たまらなく痛くて熱かったが我慢した。これも忍耐力の筈。
 「こっこの記号って、、、神社やんなぁ。」あたしはゆっくりと呼吸を吐き出しながら言う。
 「うん、そうだね、、、。でももう少しやってみない?もしかしたらまた何かが出るかも。」篠崎クンは眉間にシワを寄せながら鳥居マークに見入る。
 あたしはもう一度蒸気をあてた。慎重に丁寧に、地図全体を蒸気で埋め尽くした。蟻の巣ひとつひとつを取り調べるように。
 でた、、、。地図上の鳥居マークから10センチ程離れた左上に奇妙なポツポツが、、。
 「なんだろうこれ?」
 「うーん。このマークようわからんなぁ。」あたしは両手を伸ばし古地図を天井に向けた。さっきの火傷がヒリヒリと小刻みに皮膚を刺して痛い。そして古地図を裏返し照明に透かした。
 「あっっ!!このボツボツ、アルファベットの’G’になってる!」
 「ほんとだ!!土屋さんすごいじゃん。」篠崎クンに褒められた。嬉しい。
 「せ、せやけど’G’ってどっどーゆう意味やろ。300年前の日本の地図やのにアルファベットってヘンやなぁ。江戸時代やろ。」首を傾げる。江戸時代といえば浮世絵の暑苦しい画像しか思い浮かばない。浮世絵はどうしてドロドロとおどろおどろしい感じのものばかりなんだろう。

 「兎に角、この記号が現代の地図上のどこにあるか確かめないと。高田の図書館に住宅地図の本ってあるよね。」
 あたし達は明日、図書館に一緒に行く約束を交わした。
 篠崎クンは礼儀正しく「お邪魔しました。」とあたしに頭を下げ、帰って行った。しんと静まり返った部屋は篠崎クンの匂いだけが残っていた。その香りは独りぼっちの空間にそっと魔法をかけ優しくあたしを温めてくれた。ひとつも怖くない初めての夜だった。

-書きかけ-

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「鳥居マーク考察」

 如何でしたでしょうか?
 まあ純文学風を装っているものの、タイトルからもわかる通り、グラビティ(重力)の「G」なわけでして、科学的要素を匂わせます。今に思えば、この先どう結末するのか全く企画というか、骨子みたいなことぜんぜん無いまま、気の向くままに書いていた記憶があり、書いた本人、いったいどこに行くかバカボン一家なのです。
 この小説のことなどすっかり忘れた今年二月半ば、山田くんの通信端末が重度のハッキングに遇い、塾の考察板を刷新することになり、な〜んとなく決めたタイトルが「重力板」。マジで小説のことなど覚えてないのに。そしてその後ひょんなことから自分で投稿したサイトにぶち当たり、書いた内容を思い出し、これは波動学に必要なことと気づいたって次第です。
 で、ポイントは小説の舞台になっている、奈良県大和高田市周辺の天神山の鳥居マークとGマークです。それと塾生の梅ちゃんが半年間に渡り観続けた夢、東国原くんの気づき。その下りが以下の重力板からの転載。

-重力板より転載開始- 
<2019/03/03>
梅:半年位前からよく見る夢。田んぼが広がる一本道から小高い山に向かって歩み進める。山の入り口には鮮やかな赤の鳥居がぽつんと佇む。山に近づきもうすぐ鳥居だ、そう思った矢先、知り合いにあって立ち話、、、そのうち目覚める。別の日は道を渡れば鳥居だ!すると目の前を軽トラックが横切り、、、目覚める。今日も鳥居をくぐれなかった。そんな悶々とする半年でした。

<2019/03/06>
東国原くん:イエスの門?
通りゃんせ 通りゃんせ ここはどこの 細通じゃ 天神様の 細道じゃ
ちっと通して 下しゃんせ 御用のないもの 通しゃせぬ
この子の七つの お祝いに お札を納めに 参ります
行きはよいよい 帰りはこわい こわいながらも 通りゃんせ 通りゃんせ
東国原くん:と、思ふ。適当ですが~
山田くん:だから天神山なのか。
梅:繋がりますね〜
梅:「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々としていて、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」(マタイによる福音書7章7~14節)

東国原くん:こんな事言ってる人発見
↓↓↓
「マタイの福音書7章」の事を言っているんです。
7:7
求めよ、そうすれば、与えられるであろう。
捜せ、そうすれば、見いだすであろう。
門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。
7:8
すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。
(中略)
7:13
狭い門からはいれ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。
そして、そこからはいって行く者が多い。
7:14
命にいたる門は狭く、その道は細い。そして、それを見いだす者が少ない。
7:15
にせ預言者を警戒せよ。
彼らは、羊の衣を着てあなたがたのところに来るが、その内側は強欲なおおかみである。
-転載終了-

画像_天神山周辺地図

図_硬膜静脈洞と四丘体槽比率

図_四丘体槽

 上の画像は実際の天神山周辺です。南北を反対にすると、小説通りに鳥居とGが配置されます。そしておそらくこの鳥居に当たる神社が「伊射奈岐神社」です。大和天神山古墳の北西に伊射奈岐神社があるわけです。
 西(A27倍音)は情報の入り口なのだから、その西を右脳後頭葉にセットすると、鳥居マーク(松果体)が南、Gマーク(四丘体槽)が北、つまり情報のラインがシリウス軸となります。
 この神社、祀られているのは菅原道真。菅原道真といえばお勉強の神様。そして天神山=天満宮。それは「天を満たす宮」。満たすのですから、当然液体のこと。

 天を満たす宮=頭蓋を髄液で満たす源=四丘体槽。

 脳内の小脳と大脳の境目、松果体の直ぐ後ろ下に髄液のプールがあります。それが四丘体槽。そしてそこは頭蓋の前後上下に3:5。つまり情報を脳内に引き入れるためには、比率3:5の共鳴比率から脳内を髄液で満たし、脳圧を上げる必要があるってことです。髄液の発生源は硬膜です。

 では梅ちゃんの夢と東国原くんの気づきを考察してみましょう。

 マタイの福音書第七章にある「狭い門」とは即ち「イエスの門」のこと。扁桃体に入るリンパの情報は左右海馬を通り、尾状核に至ります。その左右の合流部位に松果体があり、そこから大脳皮質の階層を前に進む。つまりイエスの門とは、体内の振動を皮質内の周期に、脳内で解釈可能な電位情報に変換される門のことです。「イエスの門=正しい情報電位変換」。

 大脳皮質での電位差情報がどうなっているかはこれまでの考察からわかっています。大脳皮質の外側から、
 4d 電場磁場層
 5d 交流層
 6d 直流層
 7d 交流層
 8d 直流層
 の5層のニューロン神経層を成し、5/6d、7/8dがそれぞれペアとなって思考素材である断片的情報を一時記憶して、4dに結果が電位差として流れます。電流が流れれば当然磁場を発生させます。これが例えば一次運動野、言語運動野で起こり、言語反射区として中枢化するわけです。つまり言語反射区をタイトジャンクションしている場合の流れる電位に対して、右ネジの法則で発生する磁場は電位とオクターブ関係ある。だから電位の思考とネガポジ(逆)の意味を磁場で放出しているのです。
 さらに共感システムとして知られているミラーニューロンはこの4dで発生する磁場のみをコピーペーストしてできるエリアで、一般には人類の進化から起こり、共感を生み出し、人足らしめている高次機能と解釈されています。ところがそれをバカボン流で解釈し直せば、それはむしろ退化と言えるのです。メカニズムはこうです。

 「雄の三毛猫は珍しい。」こんな言葉を例に取りましょう。
実際遺伝学上、雄の三毛猫は3万匹に1匹の確率でしか生まれません。愛好家の間では数億円で取引きという都市伝説もあるくらいです。この条件を言語運動野で満たした会話が成立していると仮定します。条件は、「雄」、「三毛」、「珍しい」です。
 ところがミラーニューロンでの中枢化を多く持つ人との会話では、、
 「そうなのよ〜、最近三毛猫ちゃん見かけなくなって、うちの周りはトラちゃんばかりなの〜」とか、「私三毛猫だーい好き〜、やっぱり飼うなら三毛猫よねー」やら、「日光東照宮の眠り猫や料亭の招き猫はみんな三毛猫よねー」などと、本題から外れ、あらぬ方向へと話が流れてしまうケース。これ、ミラーニューロンでの思考がそうさせているのです。つまりそもそも論ができない状態。
 これは何も会話上だけではありません。テレビで宣伝された人気がある店に多大な時間を割いて列ぶ行動や、遊園地などでの共通の帽子や装具を買い漁る行動など、今や短絡的共感行動は随所に見られます。言い方はキツいけど、初期の記事からそれを疑似感動と呼んでいます。

図_辺縁系
 そしてこのミラーニューロン独立区を発動させる原因が、扁桃体に入るリンパ情報を後ろのイエスの門からではなく、前から前頭葉に共鳴させることなのです。実は正しい流れは、
 扁桃体→海馬→尾状核→中隔核→扁桃体
 のループです。しかしこれを、
 扁桃体→中隔核→尾状核→海馬→扁桃体
 と逆転させることで、前頭葉が一時的自由化できるため、安易な方に向かいがちなのです。そしてこういう脳内共鳴を始終していると、頚椎の5番を中心として前後4〜6番の弓状の並びがまっすぐになります。所謂ストレートネックです。

 ストレートネック状態では、頚椎7番が前傾し、背中を丸め、顎が上がり、首が前倒しの姿勢になってしまいます。これは前頭葉反射区を体(首)の中心を乗せる必要から起こり、全ての物事を前頭葉反射区中心に行動する姿勢です。そうなると本来なら副交感神経系と交感神経系である椀神経の棲み分けが、頚椎4/5番になければならないところが、頚椎7/胸椎1に移動してしまうのです。
 この交感/副交感切り替えポイントの移動は、脳内共鳴と体共鳴のパラメータ差から起こるのです。
 前頭葉優位の場合 12を6で割った2
 後頭葉優位の場合 12を3で割った4
 これは司令系統の違いから脳内共鳴のパラメータ差によって起こります。後頭葉優位の場合には4と3の周期中心の司令が発せられ、つまり4の組み(頚椎1、2、3、4番)の副交感神経系司令と、3の組み(頚椎5、6、7番)の交感神経系が背骨の構造と一致しているため、頚椎4番と5番に切り替えポイントが一致します。
 ところが前頭葉優位の場合2の周期中心の司令となるため、2の乗数2^1、2^2、2^3、2^4つまり2、4、8、16のどこかをその司令の質によってランダムにシフトさせるのです。司令質がこのような場合、交感/副交感切り替えポイントが4で正常仕様、2と8で非常時仕様となります。
 2では副交感神経系を半分に分けてしまうため、スムーズな動作は困難になり、これは過緊張で手が震えているような状態です。8では交感神経系まで副交感神経司令がはみ出してしまうため、微細な動作が困難となって、これは力加減に中間がないような状態となります。因みに頚椎神経C8ですが、骨は無いが頚椎8番神経は頚椎7番と胸椎1番間に存在し、前頭葉優位の場合使用しています。
 さらに因みに16の場合、頚椎7個と胸椎9個を足した上から16個目、胸椎9番神経です。胸椎9番神経は交感神経系の腹腔交感神経節に繋がっており、胃、肝臓、膵臓、小腸のブレーキです。このブレーキが制御不足となって、様々な内臓疾患や不定愁訴を起こす所謂自律神経失調症になるわけです。

 このようなこととなりから、前頭葉の反射区優位状態では、首が前倒しとなり、交感神経系と副交感神経系の司令の棲み分けが曖昧になるため、本来ならゆっくり休める環境で細かな考え事から不眠が起こり、或いは、ここぞと行動する必要がある場面で、覇気が無い状態を呈してしまうのです。

図_頚椎神経セパレーション

「Gマーク考察」
 やや話が逸れてしまいましたが、とにかく「鳥居」マークの意味とアバウトな「G」マーク情報はお分かりいただけたことでしょう。問題は「Gravity」です。
 突然ですが電波がどうやって空間を伝わっているか知ってますか?
 これは過去記事にも書いていますが、磁場(例えば水平に描いた丸)と電場(その水平面を立てて水平とは90°に直交する面の丸)を繰り返しくりかえし空間を伝わって行きます。それは屈折や散乱、反射などから理解されている振動伝達の計算方式でもあります。
『電磁波』
-抜粋-
『電磁波の電場と磁場の振動方向は互いに垂直に交わり、電磁波の進行方向もまた電磁場の振動方向に直交する。』

 このように電磁波が伝播することそのものを考察してみましょう。そしてこの伝播は前頭葉認知のみの出来事。

 まずは磁場と電場という言葉。この言葉はミミズやオケラには通じないですよね。そりゃそうです、当たり前ですね。磁場と電場という言葉は人の考えですもんね。ということは人の認知に於いて磁場と電場という空間の状況を説明するパラメータがあるってことですよね。脳内に於いてのみ磁場と電場という考え方が空間を想像するのに都合がいいってこと。それは実際の現象とはなんら関わっていませんよね。極端な言い方をすると、時空間が拡がるだの、異次元空間があるだのという考え方は人の想像領域からは絶対に抜け出せませんよね。
 つまり理学全般に人の考え方を法則化しているわけです。そしてそれは実際の現象とはなんら関わっていない。人の見え方、聞き方、感じ方の法則というだけで、実際という体外世界が人の認知通りになっているのか、いないのかは永遠に知る方法は無いということだけは絶対に言えるのです。
 このように考えると、物を探求する物理学、地球を探求する地質学、宇宙を探求する宇宙工学など体の外に向かう理学は、人の認知方式を探求していることに他ならないと言えるわけです。

 であるなら、重力という概念が、体内の何に起因するのかを考える必要があるということ。そしてそのことと、大脳辺縁系のループの門「イエスの門(鳥居マーク)」にどんな関係があるのかってことです。
 大脳辺縁系の機能は前記事「矛盾数学からの脱出〜大放出シリーズ第十七弾(まとめ)」で詳しく述べています。細胞膜電位の直流を、延髄でインバータ同様に、大脳皮質で使う交流電位を製造し、大脳辺縁系ではコムフィルタのようにその交流電位データにディレイをかけて、思考解析のための情報を抽出、保持しています。
 そしてこのメカニズムで言えることは、大脳皮質電位が磁場を生むということです。ここまでの考察と以前から例えば過去記事の「キメラと時間の隙間、電磁場共鳴比率〜大放出第十弾〜 」にある電磁場共鳴比率から、磁場が現象に影響するメカニズムは概ねわかっています。しかし電場となると、、それを解き明かすのに以下のことが必要なんです。
 ここで3月半ばに行われた仙台塾の様子を書きます。この授業で起こったことと、その後の私の体調変化から、様々な重力メカニズムを知ることになるのです。

 3月10日の日曜日、東北での授業は初めて。でも仙台は埼玉からだと案外近く、高速で4時間ほどです。まあ車が故障することもあるわけで、時間に余裕をもって出かけたのですがね。
 少人数だった所為もあるのか、何故か内容は非常に濃く、絶好調の山田くんでありました。ただトイレに行く回数が大変多く、毎回パンパンだったのです。あまりに集中していたため、よくは覚えてないですが、どうだろう、、朝10時〜17時の授業、17時〜20時くらいの飲み会、計10時間に12回は尿意に見舞われたと思います。普通に言ったら頻尿ってことなので調べてみれば、通常一回あたり200〜400mlを5〜7回ほどで1日1000〜1500mlだそうです。ところが私、高速道路で渋滞に巻き込まれ、おしっこできない状況から仕方なくペットボトルにいたしたことがあり、、その時、、500mlのペットボトルじゃ足りず、、、まああとはご想像におまかせしますが、おそらく私の膀胱容量は600ml以上なんです。なので百歩譲って一回あたり半分の300mlで計算すると、12回で3.6L。。。
 じゃあ飲んだ水分といえばいつも同様500mlのプレーンソーダと珈琲1杯(200ml)、水500ml、ビール350mlとコーラ250ml、合計1.8L。その差が1.8L以上あるのです。ミニマムで計算してもこれ。実際はこの25%増しくらいだと思います。
 こんなにたくさんの水分、一体どこに蓄えていたのだろう?

「水-water-」2019/03/12
 貴重な情報を得た、クンダリーニ症状を起こしながら仙台から帰って来た道すがらのこと。
 それは授業の最中から始まった。通常の3倍以上の尿量。過度のイライラとめまい、動悸(これはおそらく肺動脈のビート不整合から)を繰り返し、2、30km走っては休憩しながら帰ってきた。35、6才の頃、「地軸と人の関係がわかった。」と叫んだ同じ症状に見舞われ、その後47、そして57の今回、ほぼ10年おきに起こった。
 テケちゃんや梅ちゃんはこのライト版をしょっちゅうやっている。ちょこちょこやらずに一気にいく方が変革は大きく、脳内に入り込むはくにんち量増大に伴い、脳内酸素要求質が急変する。それはらくにんちとはくにんちで使う酸素質が違うから。つまり肺左葉は上下二葉、右葉は上中下三葉である意味もここに起因する。左葉酸素は二葉で吸収するため三価、右葉酸素は三葉で吸収するため二価と言うこと。これは分子と共鳴がネガポジ関係にあるため。故に肺左葉酸素質要求が増大するため、肺動脈に過度な負担がかかり動悸が起こる。

 水は情報。水は記憶。高次元世界は水の中にある。
 重力を構成する比率3:4こそ、分子を成立させる水と高次元世界を成立させる水の二つの水があるから生まれている。それは二つのホールトーンから起こる。左腎臓で製造される尿と右腎臓で製造される尿質の差とも言える。
 左尿は前頭葉が駆動するための、磁場を造り、体内の分子活動を行うための、飲んだ水。それがらくにんち、虹色コイン。C#ルート。1、3、5、7次元。
 右尿は高次元世界を成立させ、記憶を司り、電場を構成するための、腹膜、硬膜からの湧き水。はくにんち。Cルート。2、4、6、8次元。

 そしてこの水質の違いは、分子の鏡像性とも言え、L体D体を構成する、或いは、糖質の光旋回性を現す所以である。またそのまま地球にも当てはまる。
 湧水に生命は宿れない。一方、下った水には生命が宿る。つまり生命とは分子活動が成立しはじめて生まれるのである。だから件の尿量はほぼ湧き水だと言える。
-解説-
 例えば富士五湖。水源地は本栖湖、そこから精進湖、西湖、河口湖、山中湖と水は下る。当然水源地の水は澄んでいる。しかし生命は少ない。何故なら有機物含有量が少ないから。そして下るに従い多くの生命を育む。様々な水溶性分子を抱合し、多くのオクターブ関係を現象化し、最後には腐る、腐敗する。そして生命は尽き果て、次回の発生へと準備に向かう。

<2019/03/21>
 2、3年前ハナモゲラのパパに、「おなかでいいやつと悪いやつを良くまぜないからハナモゲラになっちゃうんだよ〜」とにこぷ〜は言った。
 いいやつも悪いやつもリンパ液、どう混ぜろと?と当時思ったが、今考えれば全く以って合っている。何故なら、ハナモゲラとは鼻腔周囲の過リンパ圧から起こる花粉症様状態。つまりエンタングルメントで上手に情報を飛ばせない、或いは、尿が溜まっている場合、脳内湧き水キャパシティ不足から脳内湧き水を発生させられない。この状態だと腹膜湧き水から発生する情報を脳内と共鳴できないため、腹水に余剰情報が飽和する。この余剰情報が分子化して、或いは細胞化して、ヒスタミンの発生、或いは、細胞ガン化が起こる。
 そして体情報をエンタングルメントできない場合、腹膜情報を脳内情報と整合させるため、いいやつとの混合から物理的に脳内に入れることが可能で、そのことを5才のにこぷ〜は指摘したのである。

 というわけで、水の概念も変わり、いよいよ重力です。

「重力 Gravity」
 まずは物理学いうところの重力って、
『重力』
-抜粋-
『アイザック・ニュートン(1642 – 1727)は、天体の運動も地上の物体の運動もひとつの原理で説明できる、とする説(万有引力)を『自然哲学の数学的諸原理』で発表した。天界と地上の区別がとりはらわれており、宇宙全域の物体の運動を同一の原理で説明しており、地上のgravityというのも万有引力の一つの現れとされている。

アインシュタイン方程式からは、時空の歪みの源は質量ではなく、エネルギーと運動量からなるエネルギー・運動量テンソルで決まることがわかる。つまり、質量(エネルギーに比例)だけでなく運動量も時空を歪め、重力を生む。質量は引力を生むのに対し、運動量が生む重力は、引力でも斥力でもない慣性系の引きずりという形を取る。慣性系の引きずりは自転するブラックホールであるカー・ブラックホールで顕著である。慣性力も、地球外の全宇宙による慣性系の引きずりで説明できるとの見方が強い[要出典]。ただし、いまだ近似計算のみで、厳密な計算はなされていない。

素粒子物理学では、重力は自然界に働く4つの力のうちの一つとして扱われており、電磁気力、弱い力、強い力との統合が試みられている。だが、その試みがうまくいくのかどうか定かではない。なお、2010年にアムステルダム大学理論物理学院のエリック・ベルリンドにより、重力は存在しないという説も提唱された。』

 このリンクには歴代の重力概念が上手にまとめられています。上のはその代表的な概念。これらを読む限り、要するに「よくわかんない」ってことみたいっす。

 私は音楽家です。作曲や編曲しますし、演奏もします。特にギターを弾きながら歌もうたいます。このギターという楽器は糸巻きやブリッジ、ナットの構造上、楽器それぞれの癖があり、特定の弦がくるいやすいという特徴があります。。。と長年思っていたのですが、どうもそうじゃないことに最近気づいたんです。狂いやすい弦は1、6弦E(5倍音)、3弦G(3倍音)、2弦B(15倍音)です。
 そして今に思えば、ステージで歌う時、会場の雰囲気によって、ピッチをジャストに歌いたい時や低めに歌いたい時があるなぁと前々から思っていたのですが、その理由も同時にわかったんです。ほんとずーっと前から、それこそ40年近く前から。。

 それはこういうこと。
 治療でお囃子の際、患者さんの体調変化(体内共鳴変化)がある度に、チューニングが変わる。信じられないことですが、音程をシビアに行う程、その差ははっきり出ます。そして体調変化も大きく、つまり治ります。

 どうも重力場の違いから、音程比率が変化してしまうようなのです。(これまで絶対とされていた、振動の比率、純正律が変化してしまう。)

 ライブ会場の雰囲気の違い、その場にいる人々の脳と体の使い方の違いからギターのチューニングが狂うことも、特定の弦だけが狂いやすいことも、患者さんの体内共鳴変化が起こることも、全て、その場での音律変化、つまり純正律比率が変化しているようなのです。因みに狂いやすい弦は15倍音=3倍音×5倍音なので、弦の伸縮や個体差ではなく比率変化から。特に五度圏と三度圏の変化が大きいってことです。

 そしてつい最近、こんな記事を見つけました。
『これは衝撃…音波が「質量」を運ぶとする新たな証拠が示される』、とそのソース記事『音波によって運ばれる重力質量』
『「音のパワー」が次第に明らかに : 「音波は《質量》を移動させている」ことを示した米国の実験。』とそのソース記事
More evidence of sound waves carrying mass 』

-抜粋-
『具体的には、振動を量子化した音子であるフォノンが、物質を通じて移動しながら質量を運ぶような方法で、重力場と相互作用していることを発見。』

 これ要するに、上の私の持論を証明してくれてるんです。
 ピタゴラス学派が発見した時から、人類は自然界での振動比率は絶対的って思ってました。ところが音波で質量移動が起こるとなると、音波で揺れた物質そのものの質量を変化させ、そのことにより、重力場が変化し、つまりは自然界での振動比率、純正律比率が変わるってことなのです。
 ほんとうにガキの頃から感じていた、なんで同じ弦だけ狂うんだろうって疑問が一気にその理由が紐解けてしまったわけです。

 結論の前に電場を詳しく説明します。
 これまでの過去記事のあちらこちらに、脳内では大脳皮質での分子伝達と髄液の共鳴があり、それぞれ自我を結ぶことができる。と書いてきました。そしてそこにはタイトジャンクション(TJ)のメカニズムが大きく影響しています。

-TJに自我を持つ場合-
 TJを締めてTJ内の髄液交換が行われない場合、TJ内の交流電位による分子伝達は、髄液とオクターブ関係を築くことができません。それは様々な思考により変化する交流電位に髄液の質を変化させることがオクターブ関係のため、髄液交換が行われない閉鎖された水溶液内での電位変化は、その水溶液との共鳴は起こらず、そのかわり、TJ外、外界に向かい磁場を発生してその磁場とオクターブ関係を築きます。そしてこの場合、自我は電位変化になります。
 この状態を簡単に言うと、子供が初めて包丁でネギを切る時、いちいち前頭葉の反射区を使いゆっくり包丁を使います。慣れてないってことです。ところが大人になると、それなりの経験からそれは造作無い行動になり、いちいち前頭葉反射区を反映させず、潜在下での行動となります。これが基本的な自我の位置で、前者の自我を継続することがTJなのです。

 外界に磁場を発生。

-液共鳴に自我を持つ場合-
 完全なる液共鳴自我では、前頭葉反射区を自由に開け締めすることから、自我そのものは液共鳴に定着します。この状態では、意図的に前頭葉反射区を締めない限り、髄液交換は継続されます。その環境での伝達は髄液、リンパ液、血液全てが電位変化よりも先に振動共鳴します。例としては、フィールド内でのイチロー選手のパフォーマンスです。或いは、極めた侍といったところでしょうか。イチロー選手の俊敏性は自我を液共鳴に起き、前頭葉反射区を使わないことから行われているのです。
 次に電位変化よりも先に振動共鳴する状態を説明しましょう。
 TJせずに髄液の共鳴が起こり、髄液共鳴後に電位変化が起こる(神経伝達が起こる)ことは、液共鳴と電位変化がオクターブ関係にあることを意味します。オクターブ関係が体内に存在するということです。
 この場合外界から見たこの状況は、磁場が内に向かっているため、外側の磁場変化はなくなり、電場と観察されます。

 体内に電場が発生。

 そろそろご理解いただけたのではないでしょうか。これより結論です。
 外に向かう磁場と内に向かう電場の共鳴があって人の認知に至る。そしてその比率がベクトル平衡体である切頂十四面体の並行する四角形面の距離と並行する六角形面の距離の二乗に依存する。
 ここで敢えて言うが、切頂十四面体は空間充填が可能である。空間充填とはその立体を多数並べることで空間は埋まってしまう状態のこと。それは認知方式がこの立体と同義であるから。そしてこの軸長比率は、

 3軸長(四角形):4軸長(六角形)=2:√3
 これを各々二乗すると、
 3軸長:4軸長=4:3

 現行数学の方からはツッコミどころ満載なこの表記。でもいいんです(ジョン川平風)これで。何故なら、距離という概念は脳内共鳴で言えば認知面tenguの1パラメータで表せます。X、Y、Zのいずれかの面ってことです。距離の確定、つまり時間感覚の発生とは、共鳴が二つあって面が形成され起こります。その距離という感覚を生活圏である空間に当てはめているのです。
 脳内共鳴がそうなっているのだから、立体での距離では二乗する必要がある、しなくてはいけないってことです。それこそこれが前記事「矛盾数学からの脱出」での無理数の発生原因です。脳内では面で共鳴してるのに、立体を認知しているって勘違いしているから、無理数にしなきゃならないんです。立体は脳内共鳴直交二面で構成されているからです。
 現象を説明するのに、目で見たままでは計算してもズレちゃうってことなんです。

 そしてこの軸比率がそのまま磁場と電場の比率です。だから、

 磁場:電場=3軸長:4軸長=4:3

 がその答え。つまり人々の脳の使い方によってその場の重力が形成され、純正律共鳴比率が決定し、質量が発生するのです。その質量に対し、引力や電磁力が起こる。こう考えると先の発言、
 「実際という体外世界が人の認知通りになっているのか、いないのかは永遠に知る方法は無いということだけは絶対に言えるのです。」が理解できることでしょう。だって、見ることで自身の体内共鳴を変化させ、その場である重力を変化させ、対象物の質量を変えてしまうのですから。それほど認知という概念は振れ幅が広いということでもあります。

 そしてこの重力、つまり体の使い方には、大雑把に言って大きく二通りがあります。何故なら女と男がいるからです。体の構造が違うのだから当たり前です。これをパラメータ化すると以下の通り。

<重力パラメータ>
 磁場 4=2(雌)×2(雄)
 電場 3=√3(雌)×√3(雄)

 多数決   電磁場   軸長比率
 集合意識(雌) 有り 磁場 2 
 集合意識(雄) 有り 磁場 2(※雌雄合わせると2×2=4。) 
 普遍的情動共鳴(雌) 無し 電場 √3 
 普遍的情動共鳴(雄) 無し 電場 √3(※雌雄合わせて3の為、算術では√3。)

 これを見て、さっきの距離の説明にダブるものがあるでしょう。認知面と同じく構成されています。そうなんです。男女が居るから、この現象世界を我々はこのように認知しているということなんです。男女が居るから、男女の認知の質が違うことから、現象世界の重力が決定し、今我々にこの世界をみせているんです。そして男女の脳内インフラはほぼ同じでも、認知面の使い方、脳内共鳴のXtenguとYtenguが反対で、だから発生する磁場も陰陽が入れ子構造なんです。
 そして人の認知がこの世界を創っているとも言え、故に地質の構造に直接関係的に影響を及ぼしているのです。敢えて言うなら、「活断層は男女の深い溝である」とも言えるんです。

 因みにこのノウハウを古来の倭人は知っていました。それがアイヌ文化に残っているアフンルパルです。アフンルパルとはアイヌ民族に黄泉の入り口と伝えられている次元の扉。実際にはこの世界はオンリーワンで平行世界はありませんが、磁場と電場のノウハウが残っていたアイヌ民族に伝説として語り継がれているわけです。古来の倭人はそうした場所で男女の営みを行い、つまり男女が仲良くして、磁場と電場の安定を図っていたのです。そういう神事がさらに語り継がれ、各地にある神社の陰部を御神体とする文化に発展している。そしてこうした自然発生的な大地の安定化が変化させられたのが、弥生時代です。

 学校教育では稲作の無い倭人に対し、渡来人である弥生人が教育し稲作が定着したと教えています。これ、事実は全く逆ですね。15000年以上前から稲作で暮らしていた倭人を蹂躙したのが弥生人。だから縄文時代はファッショナブル。女性がお洒落を楽しむ余裕があったのです。そしてその時代(15000年前)のかんざしの化石も発掘されています。それが弥生時代では武装する必要に駆られ、ファッションもシンプルになります。諍いが絶えない時代と言えます。
 本来の古墳の意味も、お墓などではなく、稲作用の農地開発の際に出る残土の山です。大きな河川の無い場所では、残土の運びようが無い上、治水事業の行き届かない場合の洪水時の避難場所として機能し、故に古墳と呼ばれる高台に集合施設を築き、村落の中心として使われていたわけです。

 このように渡来人の蹂躙に遭い、倭人の文化も形骸化し、大地の安定を図る行為は、現在の神社庁なる専門職へと引き継がれます。その際たる行為が地鎮神事である相撲。何故土俵は女人禁制なのでしょうか? これは封建的発想の元、倭人が続けてきた、大地や天候を安定させる男女の営みを、男性のみで行う行動です。大多数の国民がそういうもんだからと、一握りの利権者にひれ伏し、社会が形成され、つまり雌磁場の発生を抑制し、代わりに力士という大脳皮質を敢えて使わず、大きな雄電場を発生させる猛者を集わせ、安寧を図ってきた近代(二千数百年)なのです。
 倭人とは希少なyap遺伝子のこと。ネイティブ・アメリカン然り、アボリジニー然り、チベット民族然り、それはいじめられっ子遺伝子です。高い能力を持ちながらも、ゆるい共和制社会を作るため、隙だらけ。そんなyapにそうじゃない民族は利権構造を押し付け吸い上げる。今に置き換えれば、韓国や中国を優先する◯HKがその代表。倭人にロビー活動は向かないんです。でも世界平均11、2本の線状体が20本近く、さまざまな音程変化を感じられる求心系を持ち、技術力に優れている。そんな倭人が世界を救うんだと思います。

 またまた脱線気味ですが、これで重力という概念がしっかりしたのではないでしょうか。そしてこの重力を変化させている最大の挙動を解説します。

「アンチ前頭葉思考想像からの適正刺激は対象者の脳内湧き水を起こす」2019/03/19
 潮吹きも湧き水じゃないかなぁ、ってことは、まん汁と脳内分泌がオクターブ関係とすると、脳内にも水が湧いているはず。管で流れてる飲んだ水(いいやつ)もあるけど、何か叡智をもたらすのは、湧き水。
 何故なら水がもっとも情報量が多いから。
 脳内に流れ込む悪いやつもあるだろうけど、ほんとうの叡智は脳内湧き水かと。膜が必要だが。。

 硬膜だ!

 だから随分前から思い出すには大脳の周りが大切って言っていたんだ。
 お腹と脳内の湧き水同士でエンタングルメントするんだ。
 エンタングルメント=情報共有、或いは空間を介さない伝達。
 そうやって叡智を知れば知るほど、おしっこも増える。辻褄合うし。
 役目終えれば当然静脈に合流して下る。そして腎臓で排出。
 アルザルと現世のエンタングル。

「君の名は」でエンタングルメントにフォーカスしたじゃん。エンタングルメントを外でイメージしていたじゃん。違うんだよ。エンタングルメントは中で起こるんだ。そして飛んだ情報から交流電位が発生して、磁場が起こり、外界に影響が及ぶ。
 共鳴さえあれば、別な個に対し、中同士でもエンタングルメントは起こり、つまりオレのお腹の湧き水情報が別の人の脳内湧き水情報に飛び、これはテレパシー。
 頭で考えることは、テレパシー出来ず、体で考えることが飛ばせるんだ。
 だからポリフォニックで誰かの脳内も変化する。ポリフォニック中は倍音出すために、常に多彩な共鳴を維持してる。その条件下で意図をもって相手の部位にターゲットする。すると相手の脳内湧き水に変化を与え、体内共鳴が変化する。
 アンチ前頭葉思考想像からの適正刺激は対象者の脳内湧き水を起こす。

図_情報素子「水」

「エンタングルメントメカニズム」2019/03/19
 腹膜で湧く水に対し、脳内硬膜にも水が湧く。それが四丘体槽。硬膜に対し四丘体槽の位置は前後に上下に5:3。脳内全方位に等価共鳴を起こすことができる。そして腹水湧き水は情報素子である。この両者間には腹膜湧水→硬膜湧水という向きに情報がエンタングルメントする。何故なら情報移動が起こる状況自体に前頭葉での情報伝達が含まれていないため、磁場を発生しないからである。言い換えれば、前頭葉が磁場を発生させた時点でエンタングルメントは停止してしまう。そしてエンタングルメント条件として、腹水:硬膜=3:5の水分量保持から脳圧を高度に進化させる必要がある。この比率はルートとA、27倍音となっている。これがA以降の倍音が潜在化する理由でもあり、四丘体槽の位置の理由でもある。
 つまりエンタングルメントとは、潜在情報を顕在化させる技と言え、体内のソースが腹膜湧水、移動先が硬膜湧水という情報共有システムであり、外在に於けるエンタングルメントは体内で扱われる情報共有システムが外側にそのように見せている。

 仮に位置αという空間、及び重力場での脳内状態が確定しているとする。その脳内状態は前頭葉の反射区で交流電位を発生させないという条件下である。そしてこの状況で腹膜湧水から硬膜湧水に情報移動が起きたとする。
 情報移動後、エンタングルメントを終え、脳は周囲の状況を知り、つまりエンタングルメント情報を時系列に組み直し、前頭葉が理解できる情報に解析が行われる。この時外在に対する空間認知も同時に行われる。何故なら空間認知が無ければ時間進行速度が発生しないからである。
 これらの事柄が今度は位置βという空間及び重力場で行われる。すると位置αとは重力場に違いがあるため、腹膜湧水で発生する電場と硬膜湧水で発生する電場の関係性が変化する。
 この重力場の違いから起こる湧水電場の相対性変化は、時系列、及び脳内情報解析の差を生み出す。そしてこの差こそが、同一情報の取り扱い空間を変化させてしまうため、言い換えれば、位置αという空間と位置βという空間に絶対性を持った観念が払拭できない外在物理学があるため、脳内情報の相対性を空間絶対性に置き換えてしまう、誤解してしまうため、外在でいう、空間を転移するようなエンタングルメントが起こるのである。
 あくまでエンタングルメントとは一定重力場に於いて起こす生体内情報移動を誤認している所作である。


 今回もかなり難しかったですが、ご理解いただけたでしょうか?書き下ろしが17000字にもなってしまいました。
 この頃時々ですがバカボン一家の行く先がチラッチラッと見えてきたようです。山田くんは目の前のことに翻弄されているだけですが、載せた小説から明らかに十数年前からの予定調和があるようです。まあ珍しい人生の部類って自覚が最近芽生えてきたかなぁ。

-執筆後記-
 そうそう忘れてました。枕のヒスタミンの分子式の共有結合。後で解説すると書いておきながらすっかり忘れてしまいました。
 「共有結合」
 共有結合ってのはあれです、所謂一つの〜、じゃなくて二つ。原子或いは分子が電子を出し合い両手で持ち合っている結合のことですよね。おそらくこんな感じであの嫌な化学の授業で習ったはずです。でも電子っていう粒があるわけじゃなく、所謂一つの接続境界面なのだから、電子顕微鏡で見ても雲のように見えるわけだから、、で、このヒスタミンの部品である炭化水素(CH)と窒素(N)が共有結合している部分だけオクターブが取れているんです。それはちゃんと結合しているってことです。振動が共鳴しているってことです。一方窒素(N)と炭素(C)はオクターブが取れていないため、謂わばファンデルワールス力による結合。磁場と電場での結合なんです。
 このように化学に共鳴工学的な発想での観かたを混えることで、物質が真の姿を現わすと思うのです。そうしたら触媒の意味もハッキリするはずなんです。

 もう一つオマケでこれ。
 「疑心暗鬼発生事由」2019/03/15
 人の行動は空間の中で起こる。それは時空感覚で発生するということ。であるなら、空間認知の基礎、時間経過にその由来があるということ。つまり時系列である。
 ほとんどの行動は言語運動野に於いて思考される。この時点での行動には、れっきとした空間認知が伴い行われる。時系列が伴っているということです。ところが何かの事後、他者に対して疑心暗鬼や妄想的感情を発生させることは、この言語運動野での思考ではなく、言語運動野の5/6d及び7/8dのデータを言語運動野より前の前頭葉4dに於いてコピーし、実データ不在の思考を行うことが原因なのです。それは時系列を伴わない妄想思考と言え、空回りを起こすのです。それがミラーニューロンです。